アセンドでの業務:企業の最先端技術を世界で特許にする業務

アセンドでは、企業の最先端技術を世界で特許にするための特許コンサルティングを行っております。
企業から生み出された最先端技術は、そのままでは世界で保護されません。
最先端技術を保護する手段の一つが特許です。
特許があれば、他社がその技術を模倣することができません。

では、特許を日本で取得すれば足りるでしょうか?

日本で取得した特許は、日本では有効です。
しかし、日本以外の他の国では効果がありません。
そのため、マーケットが日本だけでなく、世界である場合、
特許は各国ごとに取得する必要があります。

アセンドでは、企業の最先端技術を日本だけでなく、外国でも特許にするための業務を行っております。
アセンドでは、現在、40ヶ国以上の国で特許にするための国際的な権利化業務を行っております。

最先端の技術を世界で特許にするために、どのような仕事をするか?

アセンドでは、最先端技術を特許にするために、主に、次の業務を行っております。

[特許コンサルティング業務]
企業の最先端技術の内容をヒアリングし、その技術を世界で特許にするための特許戦略を企業に提案しております。

[国際的権利化業務]
特許戦略が決まった後、その技術を世界で特許にするための国際的な権利化業務を行っております。

特許コンサルティング業務、及び、国際的権利化業務は、答えが1つではなく、絶対解がありません。
だからこそ、知恵をひねり出して企業に戦略を提案し、かつ、知恵を絞って権利化業務を進めていく必要があります。
アセンドが行っている特許コンサルティング業務と国際的権利化業務は、創作性を必要とし、
「0」から「1」を生み出すスキルが必要となります。
この「創作性」こそが、アセンドの業務の醍醐味です。

以下に、特許コンサルティング業務と、国際的権利化業務とについて詳しく説明します。

特許コンサルティング業務とは?

アセンドでの業務において、特許コンサルティング業務は極めて重要な業務です。
特許コンサルティング業務によって、その技術が世界で有効な特許になるか否かが左右されるからです。

アセンドの特許コンサルティング業務は、単なる企業との打ち合わせではありません。
アセンドの特許コンサルティング業務は、[事前検討]、[打合せ]、及び、[提案]の3つのステップを含みます。
以下、各ステップを説明します。




[事前検討]
初めに、特許にしたい技術(以下、対象技術といいます)について、企業との打ち合わせ前に、所内で事前に検討します。

事前検討では、対象技術に関連する過去の技術を所内で調査します。
調査結果に基づいて、対象技術を特許にするためのポイントを絞ります。
アセンドでは、この事前検討を所内の複数のメンバーで共同で行います。
調査結果を踏まえた上で、複数のメンバーで十分に議論し、対象技術と過去の技術との違いを明確にします。
そして、過去の技術と対象技術との違いについて、必要に応じて、事前検討レポートにまとめます。
以上の事前検討を行った上で、企業との打ち合わせに臨みます。



[打合せ]
事前検討後、企業に出張して、打合せを行います。アセンドの出張先は、日本全国です。メインは関西圏ですが、関東、九州、北海道への出張も多数あります。
打合せは、アセンドと、対象技術の考案者(発明者)と、企業の知財部員とで行います。
打合せでは、対象技術の詳細を発明者にヒアリングします。
対象技術のポイントをその場で把握し、事前検討結果も考慮して、対象技術をどのように特許化すべきかを提案します。

打合せで有効な特許戦略を提案することは、アセンドの最も重要な業務です。
打合せで有効な特許戦略を提案するためには、
 ① 十分な事前検討を行い、
 ② 打合せで対象技術のポイントを瞬時に把握し、
 ③ 対象技術を過去技術と差別化できる方法を提案する、
スキルが必要となります。
この①~③のスキルこそが、弁理士として最重要のスキルとなります。
このスキルは、打合せに単に参加するだけでなく、事前検討を行い、打合せを司会進行し、打合せを主導的にまとめる経験をしなければ、得ることができません。
アセンドでは、この最重要のスキルを早期に身につけることができるようサポートします。

[提案]
アセンドでは、打合せした対象技術の特許取得方法に関して、必ず提案を行います。
対象技術によっては、1件の特許とするよりも、複数の特許としたほうが有効な場合があります。
アセンドでは、対象技術の特許取得の議論だけではなく、その対象技術の今後の事業展開及び技術展開も予想して、複数の特許からなる特許網(パテントポートフォリオ)の構築方法についても、提案を行います。
つまり、アセンドでは、対象技術の議論を通じて、今後の事業展開及び技術展開も考慮した特許戦略を提案します。
この提案は、打合せ当日に行うことができる場合もあれば、持ち帰って、後日に改めて提案する場合もあります。
そのため、対象技術についての打合せを1回だけでなく、複数回行うことも多々あります。
案件によっては、数ヶ月打合せを繰り返した後、複数の特許出願を行うこともあります。

以上の特許コンサルティング業務は、アセンド特有の業務です。
アセンドの特許コンサルティング業務を経験することで、特許のコンサルティング能力が確実に身につきます。

国際的権利化業務とは?

特許コンサルティングにより、特許戦略の方向性を明確にした上で、国際的権利化業務を行います。
国際的権利化業務では、次のステップを行います。

 [STEP1] 特許の申請書類を作成する(出願書類作成業務
 [STEP2] 特許出願書類を日本、又は、外国の特許庁に申請する(出願業務
 [STEP3] 各国の特許庁からの否定的な審査結果に対して、反論内容を検討し、特許庁に提出する(中間処理業務
 [STEP4] 各国で特許庁からの特許の許可を受けたとき、その特許の今後の展開を検討する(登録前業務

以下、各業務について説明します。


[STEP1:出願書類作成業務]
出願書類作成業務では、特許コンサルティング業務により確定した特許戦略に基づいて、特許の申請書類(出願書類といいます)を作成します。
出願書類作成業務は、特許コンサルティング業務とともに、最も重要な業務です。
出願書類の出来具合は、弁理士の能力に大きく左右されるからです。

出願書類は、決まったマニュアルに沿って記載をすれば足りる、というものではありません。
出願書類には、次の項目が含まれます。
 (1)対象技術の説明(発明の詳細な説明)
 (2)取得したい権利範囲(特許請求の範囲)
(1)及び(2)のいずれも、対象技術を理解、分析、整理して、その技術を法律で保護できるように文章で記載しなければなりません。

たとえば、見ればわかる「鉛筆」を文章できちんと説明しようとすると、思った以上に難しいことに気づきます。
「鉛筆」ならまだしも、機械部品や製造装置を文章で説明する場合、書き手によって内容が大きく変わります。
出願書類では、三次元の対象技術(機械等)を一次元の文章で説明します。
この「三次元のものを一次元(文章)で説明する作業」には、書き手である弁理士の能力が顕著に現れます。
同様に、対象技術が化学に関するものであっても、対象技術を文章で説明する作業には、弁理士の能力が顕著に現れます。


アセンドではさらに、40ヶ国以上の国で特許を取得する業務を行っております。
そのため、外国の特許法を理解した上で、日本だけでなく外国でも通用するように、出願書類を作成します。
40ヶ国以上の特許業務の経験のあるアセンドだからこそ、外国でも通用する出願書類を作成できるのです。

[STEP2:出願業務]
出願書類作成業務で作成した出願書類を、企業の発明者及び知財部員にチェックいただきます。
そして、承認いただいた後、出願書類を特許庁に提出します。この手続きを「出願」といいます。

出願業務は、出願書類を日本の特許庁に提出する場合(国内出願)と、外国の特許庁に提出する場合(外国出願)とで、大きく異なります。

(国内出願の場合)
国内出願の場合、アセンドから日本の特許庁に直接出願することができます。そのため、国内出願の業務はルーチンワークに近く、比較的負荷がかかりません。
(外国出願の場合)
一方、外国出願の場合、アセンドから外国の特許庁に直接出願できません。その国の特許庁への出願は、その国の弁理士しか行うことができないためです。
そこで、アセンドでは、外国出願の場合、出願する国の特許事務所(弁理士)に特許出願を依頼します。
この場合、英語の出願書類を準備する必要があります。
さらに、その国でのみ提出が必要な書類(譲渡証等)が存在する場合も多々あるため、出願する国の特許事務所に事前に確認しなければなりません。
このように、外国出願の場合、多くの注意事項及び準備が必要となり、国内出願よりも作業負荷が大きくなります。
そのため、アセンドでは、弁理士と事務とが協力して出願業務を進めます。
アセンドは外国出願を多数取り扱っているため、外国出願の手続きについても多くのノウハウを蓄積しております。
このノウハウを弁理士と事務とで共有して、事務所全体として外国出願の実務のスキルアップを図っています。

[STEP3:中間処理業務]
中間処理業務は、出願書類作成業務とともに、弁理士の能力が大きく問われる業務です。
特許出願すれば、そのまま特許になる訳ではありません。各国の特許庁が、特許にするか否かを審査します。
そして、審査の結果、ほとんどの特許出願は、特許庁から「特許にしない」という否定的な審査結果の通知を受けます。この通知を「拒絶理由通知」といいます。
拒絶理由通知が届いた場合でも、特許にできない訳ではありません。
拒絶理由に対しては、反論することができ、反論内容に特許庁が承服すれば、特許が許可されます。

中間処理業務では、この反論内容を検討して企業に提案します。
そして、提案した反論内容を企業に了承いただいた後、反論内容を記載した書面(意見書といいます)を特許庁に提出します。
反論の仕方は基本的には自由です。自由がゆえに、中間処理業務は、弁理士の能力が顕著に現れます。

特許庁を説得できる(特許を許可してもらえる)有効な反論内容をいかに考え、提案することができるかが、弁理士の腕の見せ所です。
さらに、各国での拒絶理由は同じではありません。国ごとに特許法が異なるため、拒絶理由も国ごとに異なるケースが多々あります。

そこでアセンドでは、国ごとに、反論方法も変更します。アセンドでは、これまでの各国での特許実務の経験(ノウハウ)を活かして、各国に応じた反論内容を企業に提案しております。



[STEP4:登録前業務]
中間処理業務で拒絶理由通知に対して反論した結果、特許庁が反論内容を承服すれば、特許庁から、特許許可の通知が届きます。
特許許可の通知が届いた後、登録料を特許庁に支払うことで、特許が登録され、権利(特許権)が発生します。
しかし我々の業務は、特許許可の通知が届けば終わり、ではありません。
特許許可の通知が届いた後、登録料を支払う前に、特許の権利範囲を再度確認します。そして、必要に応じて、企業に対して提案を行います。これが、登録前業務です。
この提案はたとえば、登録前の特許出願から、新しい特許出願を行う手続き(分割出願)や、審査官に修正された権利範囲への反論(特に欧州特許)等が含まれます。

STEP1~STEP4の権利化業務のうち、特に出願書類作成業務(STEP1)と中間処理業務(STEP3)とは、答えが1つではありません。
そのため、これらの業務に絶対解はなく、マニュアルは存在しません。特許コンサルティング業務と同じく、創作性を発揮して、「0」から「1」を創り出して提案しなければなりません。
この「創作性」こそが、我々の業務の醍醐味であり、腕のみせどころとなります。

アセンドでの弁理士の業務の特徴:案件一貫担当制度

アセンドでは、担当者がすべての業務を経験する、案件一貫担当制度を採用しており、同一の対象技術については、上述のSTEP1~STEP4の業務を、同じ担当者が原則として担当します。
つまり、対象技術の日本出願だけでなく、外国出願も、同じ担当者が担当します。複数の外国出願があっても、すべての出願を同じ担当者が担当します。

このように、案件一貫担当制度では、担当者は、日本語の出願書類を作成し、日本出願の中間処理業務を経験し、外国出願用の英文原稿を作成し、外国出願の中間処理業務を経験します。
日本出願の業務と、外国出願の業務とで、担当者を分ける(分業する)考え方もあります。
しかし、アセンドではそのような分業をせず、日本出願及び外国出願の一連の権利化業務を、同一担当者が担当します。
なぜなら、担当者は、日本出願及び外国出願の一連の権利化業務で得た知識及び経験を、次の出願書類の作成にフィードバックすることができるからです。
このフィードバック作業を続けることで、日本出願だけでなく外国出願も考慮した出願書類の作成能力が飛躍的に高まります。
さらに、各国での中間処理能力も高まります。

各国の特許実務を経験することで、各国の特許実務を比較検討することができます。この比較検討こそが、国際的権利化業務のスキルを飛躍的に高めます。
このような経験は、40ヶ国以上の特許を取り扱うアセンドだからこそ、得られる経験です。
同一の担当技術についての国際的権利化業務のすべてを同じ担当者が経験するからこそ、日本だけでなく、外国の特許実務のスキルを高めることができ、世界に通用する弁理士スキルを身につけることができるのです。

アセンドの業務に向いている人は?

アセンドでの業務は、次の項目に該当する人に向いていると考えております。

[技術に関心がある!]
アセンドでは、まだ世に出ていない最先端技術を取り扱います。
そのため、技術に興味がある人、最先端技術が好きな人は、この業務にうってつけです。
企業や大学の研究者・開発者の方は、分野を問わず、非常に適した業務と思います。
もちろん、企業や大学の研究者以外の方も大歓迎です。純粋に技術が好きな方は、アセンドの業務に向いていると思います。
 ▶主な取り扱い分野はこちら

[コンサルティングに興味がある!]
上述の通り、アセンドの業務において、特許コンサルティング業務は非常に大きな割合を占めます。
特許コンサルティング業務は、技術知識と法律知識の両方を必要とする、極めて特殊なスペシャリスト業務です。そのため、身につけることができれば、非常に付加価値の高いスキルとなります。
技術に興味があって、かつ、コンサルティング業務に興味がある方は、アセンドの業務を行うことで、自身の付加価値を高めることができるはずです。

[国際的な仕事がしたい!]
アセンドの業務はまさに、国際的な仕事です。
世界中の国々から毎日メールが届き、書類及びメールを通じて各国の弁理士と議論します。
アメリカや欧州はもちろん、アジア、ユーラシア、中南米、中東、アフリカ等の特許事務所と毎日のようにやり取りしております。
各国の特許事務所の特徴も様々で、まさに「世界」を体感しながら業務を行うことができます。

各国の弁理士とは、書面又はメールでやり取りするだけではありません。
ホームページ内の「ASCEND NEWS」にも掲載しているとおり、外国の弁理士は頻繁にアセンドを訪問します。
アセンドは40ヶ国以上の弁理士とやりとりしております。そのため、来所する弁理士も、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国、韓国、台湾、インドネシア、インド、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、UAE、等々、バラエティに富んでいます。
お国柄なのか、なかなか濃いキャラクターの弁理士もおられます(笑)。
訪問時には、外国の弁理士と外国実務についてディスカッションしたり、食事をしたりして、コミュニケーションを図っております。実際に顔合わせすると、仕事もしやすくなります。

さらに、我々が外国に出張する機会もあります。
弁理士資格を取得された方には、欧州(ドイツ又は英国)の特許事務所で研修いただく機会もあります。

おそらく、みなさんが想像されている以上に、アセンドの業務は国際的です(笑)。
国際的な仕事がしたい、という方には、もってこいの仕事です。

未経験の方を歓迎します!

アセンドは、未経験の方を積極的に採用しております。
経験の有無よりも、情熱を持って業務をする人の方が、短期間で急速に成長すると考えているからです。

アセンドでは全員に弁理士資格を取得していただきます。
つまり、弁理士試験を受験し、弁理士資格を取得していただきます。
アセンドでは、仕事をしながら2~3年で弁理士試験に合格できるように、業務量を調整します。具体的には、弁理士試験受験者に対しては、原則定時で帰宅できるように、業務量を調整しております。
また、弁理士試験の2次試験(論文試験)受験者の方には、試験日前の1週間、有給休暇を取得いただき、試験当日に備えることができるようにしています。
実際に、未経験でアセンドに入った人が、仕事をしながら弁理士試験の勉強をし、3年以内で合格、現在では弁理士として活躍しております。

もちろん、経験者の方も大歓迎です。
特許コンサルティング業務や国際的権利化業務に興味がある方は、ぜひ、ご応募ください。

育成プログラムについて

アセンドでは、次の育成プログラムで業務スキルのアップを図っております。

[スーパーバイザ制度(SV制度)]
アセンドでは、弁理士であっても、1人ですべての業務を対応できると判断するまで、業務を指導及びチェックする弁理士であるスーパーバイザ(SV: Supervisor)が付きます。
つまり、一人前と判断されるまで、SVとともに、常に2人1組で業務を行います。

SVに指導を受ける期間は決まっておらず、個人差があります。今までの実績では、少なくとも5年は、SVとともに業務を行っております。

SVは特許コンサルティング業務及び国際的権利化業務を指導します。SVは指導を受ける人が担当する案件内容を把握し、打合せにも同行します。
作成した出願書類及び中間処理は、SVがチェックした後でなければ、企業に送付することができません。つまり、SVに指導を受けている間、作成した出願書類及び中間処理の品質については、SVが最終責任を持ちます。
アセンドでは、SV制度により、業務の品質を担保しつつ、一人前になるまで、徹底した指導を行います。

[トレーニー制度]
未経験者はトレーニー(TR: Trainee)とランクされ、初めに以下のトレーニー制度を受けます。



(基礎段階:2~4ヶ月)
基礎段階では、SVから、法制度の説明を受けます。
さらに、サンプルの対象技術を用いて、出願書類の作成訓練を行います。また、サンプルの中間処理業務を行い、中間処理業務の訓練を行います。
これらの作業は、SVとともに行います。トレーニーの能力にもよりますが、基礎段階は2~4ヶ月で完了します。

(準備第1段階:4~6ヶ月)
基礎段階を完了した後、準備第1段階に進みます。
「準備段階」とは、トレーニー制度からSV制度に移行する「準備段階」という意味です。
準備第1段階では、実際の案件(SVが担当する案件)を使って、業務の訓練を行います。
具体的には、特許コンサルティング業務の事前検討を担当いただき、対象技術のポイントの整理、過去の技術の調査、打合せで提案すべき事項の抽出を行って、必要に応じて、事前検討レポートを作成していただきます。
さらに、SVの打合せにも同行して、特許コンサルティング業務を体験いただきます。
特許コンサルティング業務には、打合せの経験数も必要となります。なるべく多くの打合せに参加いただきます。
さらに、SVが担当する中間処理業務についても、事前に検討いただきます。

(準備第2段階:6~14ヶ月)
準備第1段階を完了した後、準備第2段階に進みます。
準備第2段階では、準備第1段階の業務に加えて、SVが担当する出願案件を用いて、出願書類作成の事前検討を行っていただきます。

SVはトレーニーに対して、トレーニーのスキルに関する総括を1ヶ月ごとに行い、スキルの習得度合いをトレーニーに伝えます。
習得の早い人の場合、トレーニー制度は1年で終了し、SV制度に移行します。


給与について

アセンドでは、事務所の成長のために活動した人が高い評価となる給与体系を採用しております。
具体的には、給与は、基本給と、年に2回の賞与で構成されます。
現在、賞与は6月と12月に支給しております。
将来的には賞与の支給回数を2回よりも多くするかもしれませんが、現在は6ヶ月ごとに支給しており、つまり、賞与は6ヶ月間の業務の評価として支給されます。
賞与は、[定量評価]と[定性評価]の2つの指標に基づいて支給されます。

[定量評価]
定量評価では、6ヶ月間でこなした仕事量を評価します。
アセンドでは、各人の6ヶ月間での国内出願の処理件数、外国出願の処理件数、中間処理(国内・外国)の件数をシステムでカウントしております。このカウント数に基づいて、定量評価を決定します。
定量評価では、主観の入る余地がなく、客観的に評価することができます。

[定性評価]
定性評価では、処理件数のような、具体的な数値で評価できない業務を評価します。
たとえば、事務所内の管理システムを(マクロ等を組んで)改善し、作業効率が飛躍的に向上する場合があります。
このような改善は、処理件数といった数値で表すことはできません。しかし、事務所への貢献度は非常に高い業務です。
このような業務については、定性評価として評価します。

アセンドの給与体系は、事務所の成長のために頭を働かせてくれる人が高い評価となる仕組みになっております。
「事務所の成長のために」活動すれば、結果的に自分も成長します。利他の心を持つ人と共に働きたいと思っております。
なお、アセンドでは、経験年数や性別は給与に一切関係しません。

[賞与支給前個人面談]
賞与の支給前には、半期の間に各人が頑張ったこと、アピールポイント、反省点、次の半期の目標等をまとめた自己評価レポートを提出し、パートナーとの個別面談で短いふり返りも行っております。